熊本地震から8年。
8年前の4月14日・16日に熊本地震が発生しました。
阿蘇市でも6弱や5強を幾度も観測し、大変な被害をもたらしました。
4月14日の地震発生から4月30日までの17日間だけでも、熊本県下で3024回の地震が発生していたそうです。(気象庁調べ)
震度7……… 2回
震度6強…… 2回
震度6弱…… 3回
震度5強…… 5回
震度5弱…… 10回
震度4……… 98回
震度3…… 323回
震度2…… 859回
震度1……1722回
弊社にまつわる「水」関係だけでも、断水はもちろんのこと断層のズレにより田んぼや農道、用水路が損傷したり、地下変動により水や温泉の湧出が止まったりといった被害が出ました。
写真は弊社すぐ近くの狩尾地区の、地震による断層のズレです。
私は地震から一週間程は自宅敷地内での車中泊をしていたのですが、避難生活で一番大変だったのがやはり水でした。
阿蘇市では1万700戸(阿蘇市総戸数1万9000戸)、九州7県では最大44万5857戸で断水していたそうです。
幸いにも「エコキュート等のタンク内の水を非常用生活用水として利用できる!」という事を覚えていたので、飲用には使用できなかったのですが、水が手に入るまでの間、手や顔を洗ったり、歯磨きをしたり、トイレを流したり、身体を拭いたり、ちょっとした洗い物等とても助かりました。
水の入った重いポリタンクを持ち運ばなくてもよかったというのも良きポイントでした✨
メーカーさんによって使い方が違うので、ぜひ一度、手順なんかを確認しておく事をおすすめします!
熱湯が出てくる場合もあるのでお気をつけて。
容量も数百リットルはあるので、精神的にも安心して利用できました。
ちなみに、当時の私はまだこの会社には勤めていなかったので、勤続年数の長いスタッフに聞いてみたところ、会社敷地内には井戸水があり、幸いにも濁ったり止まったりしていなかったので、地域の皆様や自衛隊に水を開放していたそうです。
また、スタッフ一同被災者でありながら地元の各企業と協力し合い、水道管の応急復旧工事の対応にあたっていたとのこと。
蛇口をひねると水が出る、ボタンを押せばトイレの水が流れる、そんな日常も当たり前ではなくなり改めて水を取り巻く環境整備のありがたさを感じました。
そんな熊本地震を思い出しつつ、これからも地域の皆様のライフラインを守るお手伝いができればと思っております。
最近また地震も増えてきていますので、防災グッズの見直しもしていきたいですね。
阿蘇市における熊本地震の記録が阿蘇市のホームページにて公開されています!
震災の教訓としてぜひお読みいただき、備えとして役立てていただければと思います。
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